芝生型屋上緑化(芝緑化)
軽量で管理も庭の芝より容易。21世紀初頭の標準工法
工法 | 特徴 |
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森林型 | 最大の環境改善効果が得られるが、コストも高く、荷重も大きくなる。 |
庭園型 | 商業施設に最適。軽量型はご家庭のベランダやバルコニーにもおすすめ。 |
菜園型 | 収穫の喜びを得られる。ご家庭や学校・病院・保育園におすすめ。 |
芝生型 | 軽量で管理も庭の芝より容易。今世紀の標準工法。 |
コケ型 | ビル上層部外壁など通常の緑化が困難な場所に適します。 |
ミズゴケ型 | 希少動植物の生育場所になる。荷重はやや重め。 |
セダム型 | 良好な状態に保つには、きめ細かい手入れが必要です。 |
ビオトープ型 | 学校向き。野生動植物の生育場所となります。 |
草原型 | 省管理なので工場やアパートの屋上に適します。 |
パーゴラ型 | 壁面緑化の応用。通路の上や塔屋も緑化できます。 |
芝生型
軽量で管理も庭の芝より容易。21世紀初頭の標準工法
概要
薄層芝緑化は、現在ではもっとも一般的な屋上緑化で、さまざまな工法があります。
従来は軽量土壌を用いていたため、地上の芝生同様にメンテナンスに手間が掛かっていましたが、現在ではカンボー薄層芝緑化システムなど、より高性能な薄層芝緑化が開発されています。
注意点
土を使用した工法では、重量がかなり重くなります。また、数年たつと土が固くなり、芝の生育が悪くなるため、エアレーション(穴あけ)が必要になります。
植栽基盤や外枠の素材によっては、劣化問題や環境破壊の危険があります。
展開
現在はカンボー薄層芝緑化を初め、より高性能な薄層芝緑化システムが開発されています。概ね従来の芝生緑化よりも環境負荷が少なく、寿命も長くなっていますが、一部には問題のある工法もあります。ここでは具体的な名前を出すことはできませんが……。
ページの先頭へ戻る草原型
省管理なので工場やアパートの屋上に適します
概要
屋上緑化の管理を極限まで減らすものです。日本の気候では藪になるため、野生生物の生育環境にもなります。
注意点
維持管理の手間は少なくなりますが、根の深い雑草や樹木を取り除いたり、枯れ草を刈るなど最低限の手入れは必要です。
土が厚ければ、ほぼ無潅水で維持できますが、既存建築物の場合、あまり土を厚くできないので、潅水は必要となります。
お勧めは?
人の立入らない倉庫や工場の屋根に適します。
カンボー薄層芝緑化(高麗芝タイプ)で芝刈りを行わない場合、自然に草原型に移行します。この場合、植栽基盤が薄いため草の生長が抑えられ、メンテナンスはさらに少なくなります。
普段人の立入らない屋根でも、水が確保可能ならセダム型よりも草原型のほうがお勧めです。
カンボー薄層芝緑化システム
屋上でもバルコニーでも屋根の上でも……薄層緑化のニュースタンダート。
薄層芝緑化
カンボー薄層芝緑化システムは、土を使わず、竹製のマットを使用します。このため軽量となり、既存の建物でも緑化できます。また、竹製なので、製造・使用・廃棄の各段階で環境を破壊しません。
また、ユニット方式の採用により施工費及び維持費が少なくて済みます。
軽量土壌
弊社では、軽量土壌を使用した緑化も可能です。これにより、花壇・菜園の設置も可能です。さらに、高さ2〜3m程度の低木を植えることもできます。
注意点
日照条件等、環境によっては植えられる植物の種類が制限されます。
花壇・菜園は大根・牛蒡・山芋など根の深い植物には対応していません。また、樹木は高さ2〜3mまでで、大型の樹木には対応していません。
お勧めは?
重さが気になる、予算を節約したい、完成後の維持費が心配、水漏れはイヤ、そういう場合はぜひカンボー緑化システムをご利用ください。
もっと詳しく防水工事と屋上緑化は、大阪府守口市の(株)カンボーまで
カンボー都市緑化研究所〒 570-0015 大阪府守口市梶町4-12-5 お問い合わせ