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芝生の水やり

芝生への潅水頻度と量について


必要な水の量

芝生は生育期には、1日に1m2あたり4ℓの水を蒸発させます。施工から概ね1ヶ月間は、芝が活着(基盤に根が入ること)していないため、毎日十分に(目安として1m2あたり5ℓ以上)水をやってください。
1ヶ月ほどで芝が活着しますから、それ以降は以下の標準の散水頻度でかまいません。

薄層芝緑化の場合

弊社の薄層芝緑化では、1m2あたり15ℓ、ちょこっと芝生などの芝生キットでは1m2あたり12ℓの保水能力があります。

夏期(梅雨明け〜9月上旬)

水の蒸発量が多く、降水は少ない季節です。十分な水やりが必要です。
自動潅水装置は1〜2日おきに10ℓ/m2以上、または毎日5ℓ/m2以上の水を与えるように設定してください。
保水力の低い草屋根の場合、毎日水をやる方が良いでしょう。

夏以外の生育期

ある程度の降水が見込めるので、「数日雨が降らなければ水をやる」という管理で十分です。自動潅水装置に水やりを任せる場合は、週3回程度に設定しておくと良いでしょう。

休眠期(高麗芝は暖地では1〜2月)

芝が休眠している季節は、さほど多くの水は要りません。潅水は週1回で良いでしょう。ただし、軒下など雨の当たらない場所は週2〜3回水をやってください。

地上の芝生の場合

地上では地面からある程度の水の補給がありますから、工法にもよりますが、1週間くらい雨が降らなかった場合のみ、夏なら2〜3日おき、それ以外は週1〜2回水をやるといいでしょう。

乾害

水が不足すると、最悪の場合芝が枯れるので、自動潅水装置の設置をおすすめします。


自動潅水装置

自動潅水装置を設置すると、雨が降らないときも機械が自動で水を撒いてくれます。

潅水装置の設定

芝の工法・広さと潅水装置の水量により、必要な散水時間は異なります。詳細は施工した業者にお問い合わせください。

おおざっぱな目安として、施工後1ヶ月ほどは毎日(夏なら20〜25分・それ以外の季節は15分)、その後は夏(7月〜9月上旬)は週3回20分、それ以外の生育期は週3回15分程度、休眠中は週1回15分程度になります。水量が少ない場合は潅水時間を延ばしてください。

ホースで水をやる場合

一般的な庭用シャワーの水量は、毎分10〜15ℓ程度です。面積10坪(33m2)の芝生で330ℓ、約20分間の散水が必要となります。なお、夏は昼間の散水は避けます。
手撒きの場合、表面は濡れても地面(植栽基盤)には十分に水が廻っていないことがありますから注意しましょう。

水道代の目安

10坪程度の芝生の場合、水の必要量は夏場で5t/月で、水道料金(上水道・下水道)は概ね1500〜2000円/月程度となります。
(※お住まいの地域及び植栽以外の水使用量により水道代は異なります。)

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防水工事と屋上緑化は、大阪府守口市の(株)カンボーまで

カンボー都市緑化研究所
〒 570-0015 大阪府守口市梶町4-12-5 お問い合わせ

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