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イワダレソウ
丈夫で花も楽しめる次世代地被植物
イワダレソウって何?
イワダレソウPhyla nodifloraは、クマツヅラ科イワダレソウ属の多年草で、南日本の海岸に生息しています。
水と日光さえ十分にあれば旺盛に生育し、地面を埋め尽くします。背はあまり高くはなりません。
イワダレソウの特徴
踏みつけに強い
![畦道で踏まれて葉が小さくなったイワダレソウ イワダレソウ(畦道)](img/pt04.jpeg)
![畦道で踏まれて葉が小さくなったイワダレソウ(比較のためシャーペンを置く) イワダレソウ(畦道、比較のためシャーペンを置く)](img/pt05.jpeg)
踏みつけには強く、畦道程度なら十分耐えます。あまり来客の多くないご家庭なら、玄関前に植えることも可能です。踏まれると葉が小さくなり、地面に張りつくように育ちます。しかし、擦り切れには弱いのでサッカーなどのスポーツ用には向きません。
強靭な生命力
![地上部が枯れたイワダレソウ イワダレソウ(輸送事故で地上部が枯死した状態)](img/pt08.jpeg)
![地上部が枯れても、すぐ芽を出します イワダレソウ(地上部が枯死しても発芽)](img/pt07.jpeg)
水不足や熱波、食害など何らかの原因で枯れても、根が生きていれば再び芽を出します。
種子は作りませんが、春から夏に茎を切り取って土に挿しておけば、容易に殖やすことができます。
イワダレソウの四季
![イワダレソウの発芽 イワダレソウ(春・発芽)](img/pt13.jpeg)
春、4月ころ新芽が出ます
![イワダレソウの花 イワダレソウ(初夏・開花)](img/pt14.jpeg)
![イワダレソウの花 イワダレソウ(夏・開花)](img/pt01.jpeg)
6月から10月に開花します。種子はつくりません。
![秋のイワダレソウ イワダレソウ(秋)](img/pt02.jpeg)
![晩秋のイワダレソウ イワダレソウ(晩秋)](img/pt03.jpeg)
秋も深まる10〜11月には花は減ります。
![冬のイワダレソウ(暖地・半休眠状態) イワダレソウ(冬・半休眠)](img/pt09.jpeg)
寒くなってくると葉が小さくなり、徐々に数が減ります。
![冬のイワダレソウ(休眠) イワダレソウ(冬)](img/pt11.jpeg)
![冬のイワダレソウ(休眠) イワダレソウ(冬)](img/pt10.jpeg)
霜が降りると葉が枯れ、茎だけになりますが、春が来るとまた芽を出します。暖地ではそのまま越冬することもあります。
イワダレソウの花
![イワダレソウの花(拡大) イワダレソウの花(拡大)](img/pt12.jpeg)
イワダレソウの花は、ごく小さいものです
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