エアレーション
芝生の通気性と透水性を確保するために、地上では定期的に、
屋上では必要な時にエアレーションを行います。
エアレーションとは
芝生に孔をあけ、芝生の通気性と透水性を確保する作業です。特に在来工法による地上の芝生では必須の作業です。薄層芝緑化ではあまり必要ありませんが、植栽基盤の通気性が悪くなった場合に行います。
エアレーションが必要な場合
土壌が踏み固められると、水はけと通気性が悪くなります。芝の根には十分な酸素と水が必要ですから、このような状態では育ちが悪くなります。
水をやったとき、水が芝生にしみこまず、表面に水たまりができる時は、どこかで排水不良が起こっています。
まず、屋上の排水孔が詰まっていないか確認します。排水孔に問題が無ければ、エアレーションを行います。
エアレーションの方法
ゴルフ場やサッカー場では、スパイキング、バーチカット、コアリングと、様々な作業を行いますが、ご家庭の芝生では、コアリングのみで良いでしょう。
スパイキング
芝生にナイフを差し込み、切れ目を入れます。
バーチカット(バーチカルカット)
芝生の表面にカッターなどで切れ目を入れます。
コアリング
芝生にパイプを打ち込み、丸い穴を開けます。抜き取った穴は、目土で埋めますが、あまり利用頻度が高くなく、自動灌水装置が設置されている芝生では、そのままにしてもかまいません。。
薄層芝緑化では、植栽基盤が薄いため、穴の深さも3〜4cmとします。
ページの先頭に戻る防水工事と屋上緑化は、大阪府守口市の(株)カンボーまで
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