フリースタイル地被緑化
自由な色で屋上を染め上げる地被緑化 工法GLC10
記号 | GLC10 |
適応箇所 | 陸屋根 |
厚さ | 90mm |
重さ(湿潤) | 50kg/m2 |
保水能力 | 2日 |
設計価格 | 12,000円 |
フリースタイル地被緑化(工法GLC10)の構造
カンボーのフリースタイル地被緑化工法GLC10は、厚さ5cmの薄い軽量土壌に、地被植物を植え付けた非歩行型屋上緑化です。
薄層芝緑化と異なり、表面を「使う」ことはできませんが、その分、価格は安くなっています。
フリースタイル地被緑化、2つの「自由」
フリースタイル地被緑化は、2つの「自由」を生みます。
種類の自由
芝生(ギョウギシバ)やイワダレソウのみならず、花卉(シバザクラ・ガザニア)、ハーブ(タイム・ローズマリー)、つる植物(オオイタビ・ヘデラ)など、様々な植物を植えることができます。
ギョウギシバ | イワダレソウ | ガザニア | リュウノヒゲ |
位置の自由
植え付け位置が制限されるセル式ではなく、均一なシステムなので、1m2あたりの植栽株数は、自由に設定できます。同じ屋上で、場所により植栽密度を変えるのも簡単。通路沿いは密度を高く、奥は疎らに植えることもできます。
植栽密度は、概ね20〜30cm間隔(10〜25株/m2)とします。成長速度の速い植物は広めに、早く全面を覆いたい場合は狭めにします。
GLC-10 の欠点
完全な非歩行型です。点検時も、原則として植栽内に踏み込むことはできません。
緑化システム設計価格表
地被緑化 GLC10 50m2以上品名 | 仕様 | 数量 | 単位 | 単価 | 金額 | 備考 | |
植栽 | 地被植物苗(9cmポット) | 16株/m2 | 800.0 | 株 | 200 | 160,000 | (標準価格) |
マルチ | バーク堆肥 | t=5mm | 250.0 | L | 50 | 12,500 | |
土壌 | 軽量土壌 | t=50mm | 50.0 | 袋 | 2500 | 125,000 | |
保水層 | 不織布 | t=1mm | 50.0 | m2 | 500 | 25,000 | パーライト 50L/袋 |
グリーンサムグレイン | φ2〜5mm | 5.0 | 袋 | 1,400 | 7,000 | パーライト 50L/袋 | |
排水層 | ソイレンマットM-30 | t=30mm | 50.0 | 枚 | 1,800 | 90,000 | |
耐根層 | BLシート | t=0.1/0.15o | 50.0 | m2 | 200 | 10,000 | 防根シート(芝・地被用) |
施工費 | 50.0 | m2 | 3,410 | 170,500 | |||
合計 | 600,000 | ||||||
1m2当り単価 | 12,000 | 荷揚げ費別途 |
品名 | 仕様 | 単価 | 単位 | 備考 | |
植栽 (概算) |
ギョウギシバ・イワダレソウ・シバザクラ | 3,200 | m2 | 標準価格 | |
ガザニア・リュウノヒゲ・ヒメツルソバ | 4,800 | m2 | 50m2で+80,000円 | ||
ローズマリー・タイム・ヘデラ | 6,400 | m2 | 50m2で+160,000円 | ||
見切り材 | アルミアングル | L100×50 t=1.5mm | 2,000 | m | 材工共 |
潅水装置 | 自動潅水・スプリンクラーor散水チューブ | 150,000 | 式 | 形状により別途見積もり | |
推奨防水 | ダイフレックス グリーンプレイス | 14,500 | m2 | 材工共 |
・植物は、季節によっては入手できなかったり、価格が変動する場合があります。
・環境によっては、植えられる植物は限定されます。
2010年6月15日改訂・各部材のばら売りもできます。
薄層芝緑化へアクセントとして設置
地被緑化は、弊社薄層芝緑化の一部にアクセントとして配置することもできます。
この工法は、非歩行型です。また、多くの地被植物はあまり踏みつけには耐えませんから、大面積の地被緑化では管理用通路を用意する必要があります。
防水工事と屋上緑化は、大阪府守口市の(株)カンボーまで
カンボー都市緑化研究所〒 570-0015 大阪府守口市梶町4-12-5 お問い合わせ