複層型緑化駐車場
工法K-SGP09複層型緑化駐車場カンボー複層型緑化駐車場は、屋上対応型の緑化駐車場です。価格は、条件により大きく異なりますので、別途ご相談ください。
複層型緑化駐車場(工法K-SGP09)の特徴
同じ場所で緑地と駐車場を兼ねることができます
屋上緑化(薄層芝緑化や地被緑化)の上に透光性の高い金属製駐車場を重ねることにより、屋上対応の緑化駐車場とします。
屋上対応の緑化駐車場
緑化駐車場は、緑地と駐車場を兼ねることができるため、工場立地法により義務づけられたり、ヒートアイランド対策に必要な緑地を確保しつつ、より多くの駐車スペースを稼ぐことができます。このため土地を有効活用できます。
しかし、従来の緑化駐車場では、車が植物を踏んでしまうことが多く、生育不良が多発しがちでした。また、プラスチック系の材料は経年劣化が早く、陶磁器系の材料はどうしても緑被率が低くなりがちでした。しかも、その多くは屋上には対応していません。
複層型緑化駐車場SGP09は、緑化面と駐車面を完全に分離することにより、車の踏みつけによる植物の生育不良を一掃します。また、緑化面と駐車面の間隔を変えることにより、芝生から樹木まで植栽可能となっています。
複層型緑化駐車場
植物と駐車場を完全に分離することにより、踏みつけや擦り切れの被害を回避できます。
(画像はイメージです)
従来の緑化駐車場は……
芝の擦り切れや不陸(でこぼこ)が発生しやすいという欠点があります。また、大部分の工法は屋上では使えません。
緑化駐車場の活躍場所
緑地と駐車場を同時に確保できる緑化駐車場は、様々な用途が考えられます。特に都市部の集合住宅(マンション・アパート)・量販店(スーパーなど)・工場・倉庫にお勧めです。
スーパーの駐車場
都市部の量販店では、法令により緑地と駐車場の設置義務があり、限られた敷地で双方を満たす必要がありました。
複層型緑化駐車場は、駐車場と緑地を兼ねるため、法令による緑地設置義務を遵守しつつ駐車場を確保することができます。
マンションの駐車場
マンション・アパートには、居住者や来客用の駐車場が必要です。しかし、駐車場のアスファルトやコンクリートは熱をため込み、住環境を悪化させます。
複層型緑化駐車場は、駐車場と緑地を兼ねるため、駐車場による環境悪化を抑制します。
建物を屋上から涼しく
屋上駐車場は大量の熱をため込み、下の部屋を灼熱のサウナ状態にしてしまいます。
緑化駐車場は、屋上緑化の効果により階下の環境をより快適にすることができます。
地上でも
従来の緑化駐車場よりも値段は高くなりますが、植栽と車を完全分離するため生育不良のリスクが大幅に減ります。
(降雨等による水没を避けるため、特に地上に設置する場合は排水に十分お気を付けください。)
駐車場以外にも
歩道など駐車場以外の場所にももちろん利用可能です。
緑化システム設計価格
緑地の上に駐車場を重ねる形になります。目安として、下の緑地はイワダレソウ緑化(TLC06-PH)の場合、設計価格24800円です。上の駐車場や潅水装置・付帯設備は形状により大きく価格が異なりますので、弊社へお問い合わせください。
植栽の選定や管理に関する注意
自動潅水装置の設置をお勧めします。
仕様上頻繁な芝刈りや除草は困難です。やや粗放管理気味の草屋根タイプとするか、イワダレソウなど管理の容易な地被植物をお勧めします。
長期間車が停車している場合は、日射量が不足するため、芝では生育が悪くなる可能性があります。この場合、イワダレソウをお勧めします。ただし花付きが悪くなる可能性があります。
ページの先頭へ戻る防水工事と屋上緑化は、大阪府守口市の(株)カンボーまで
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