緑化ロゴ

ビオトープ

野生動植物の生育場所となる


ビオトープとは何?

Biotop(ビオトープ)とは、ドイツ語で「生物の生息場所」という意味で、ギリシャ語の「bio(生命)」と「場所(topos)」から作られた造語です。わかりやすく言えば、自然の生き物が住む場所ということになります。日本でビオトープと言うと池を連想しがちですが、池はビオトープに必須ではありません。草屋根や水苔湿地も立派なビオトープになることができます。
英語ではbiotope(バイオトープ)、ポルトガル語ではbiótopoと表記されますが、同じものです。漢字では群落生境となりますが、日本ではまず使われません。

ビオトープの特徴

ビオトープは野生生物の生息場所です。野生種の植物を植え、野生の動物が住み着くのがビオトープであり、水槽に水草と熱帯魚を入れたもの(アクアリウムの一種)は、厳密にはビオトープではありません。

湖沼型ビオトープ型

湖沼型

日本では「ビオトープ」として最も良く知られている、池を中心としたもの。
トンボやホタルを呼ぶためによく作られます。


草原型ビオトープ型

草原型

草屋根など、弊社薄層芝緑化は、草原型管理により、コオロギ類などの生育する立派なビオトープとなります。


湿地型ビオトープ型

湿地型

ミズゴケ型屋上緑化はそのままで湿地型ビオトープとして機能し、モウセンゴケやサギソウといった湿地性植物の生育場所となります。


水田型ビオトープ型

水田型

水田も、多彩な生物の生息場所になります。学校では教育用、マンションでは居住者相互の親睦を深める効果もあります。


ビオトープの管理

ビオトープは放置するとただの藪になってしまいます。一方、手を入れすぎるとビオトープとしては機能しません。
大型ビオトープの場合は管理責任者を置くか、専門業者とのメンテナンス契約をお勧めします。

池を作る場合の注意点

既存の建物に大きな池を作る場合、わずか水深6pで重さの限界(60kg/m2)に達します。このため、池周辺を軽量化して荷重を分散させる必要があり、池は小規模なものになります。

保育園や飲食店など幼児か酔っ払いのいる環境では、溺死事故の危険があるため、池は柵で囲むか丈夫な金網を載せる必要があります(水深5cmもあれば人間は簡単に溺死します)。

お勧めは?

学校や個人宅に適しますが、手入れを怠ると見た目が悪くなるため、予算や時間の制約により十分な管理の困難な施設には向きません。
草原型ビオトープなら、遠目にはただの草原で、さほど見た目が悪くはなりませんから、管理コストを抑えなければならない場所にも適します。

ページの先頭へ戻る

防水工事と屋上緑化は、大阪府守口市の(株)カンボーまで

カンボー都市緑化研究所
〒 570-0015 大阪府守口市梶町4-12-5 お問い合わせ

なぜ都市緑化か

緑化を始めよう

好評販売中

ちょこっと芝生registered trademark

都市緑化Q&A
芝生講座

失敗しないため

リンク

お問い合わせ

サイトマップ
カンボーに戻る
研究所トップに戻る