薄層緑化工法の比較
他の薄層緑化には負けません!
薄層緑化システムの比較
工法 | カンボー緑化 (工法K-TLC06-ZS) |
他の天然芝緑化工法 | セダム (マンネングサ) |
コケ | ||||||||||||||
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繊維マット型 | セル敷設型 | ユニットトレー型 | 土嚢型 | コンクリート型 | 在来軽量土壌型 | |||||||||||||
重量(含水時) | ○ | 30kg/m2〜 建築基準の半分 |
○ | 45kg/m2 基準内 |
○ | 60kg/m2 基準内 |
○ | 60kg/m2 基準内 |
? | ? (データなし) |
? | ? (データなし) |
× | 80kg/m2 (土厚100mm) |
○ | 50kg/m2 基準内 |
○ | 10kg/m2 基準内 |
植栽基盤 | ○ | 天然素材 | ○ | 天然素材 | × | 人工素材 | × | 人工素材 | × | 人工素材 | × | 人工素材 | △ | 一部人工素材 | 工法による | 工法による | ||
冷却効果 | ○ | 十分な冷却効果 | ○ | 十分な冷却効果 | ○ | 十分な冷却効果 | ○ | 十分な冷却効果 | ○ | 十分な冷却効果 | ○ | 十分な冷却効果 | ○ | 十分な冷却効果 | × | ほとんど効果なし | × | ほとんど効果なし |
空間利用 | ○ | 問題なし | ○ | 問題なし | ○ | 問題なし | ○ | 問題なし | ○ | 問題なし | ○ | 問題なし | △ | 土壌流出の危険 | × | 踏むと枯れる | × | 踏むと枯れる |
風耐性 | ○ | 問題なし | ○ | 問題なし | ○ | 問題なし | ○ | 問題なし | ○ | 問題なし | ○ | 問題なし | △ | 土が飛ぶ危険 | × | 飛散で悲惨に | ○ | 問題なし |
日常管理 | ○ | 芝刈り年2回 自動潅水 |
○ | ? | ○ | 芝刈り月2回 潅水は乾燥時のみ |
○ | 芝刈り月2回 潅水は乾燥時のみ |
○ | ? | ○ | ? | △ | 芝刈り週1回 潅水週2回 |
○ | 鳥害対策 時々補植 |
○ | ほぼ放置可能 |
経年劣化 | ○ | 半永久的 | △ | 硬化・排水不良 | × | 目土の過剰蓄積 | × | トレーの劣化 | △ | 土嚢の劣化 | ? | 不明 | △ | 土壌沈下・硬化 | × | 数年でハゲる | ○ | 劣化は少ない |
特徴 | 安価で地球にやさしい | 踏みつけに強い | 施工が速い | 高温多湿に弱い | 特殊用途向け |
繊維マット型は、基盤にヤシ製の織物を使用したタイプで、比較的軽量かつ安価な工法ですが、利用頻度がある程度以上になると、1年ほどで踏み固められ、植栽面の沈下や芝の生育不良を引き起こす危険があります。
セル敷設型は、セル構造の金属製基盤にパーライトやゼオライトを充填し、その上に芝をはったもので、重量がやや重く、また人工素材を多用するため環境負荷が大きいのが欠点です。
金属セルが全体を支えるため踏みつけには強くなっています。
ユニットトレー型は、薄いプランターを並べるものです。プランターは人工素材なので環境負荷が大きいのが欠点です。また、土壌中の有機物が分解すると沈下したり、土が固くなり芝の生育が悪くなるという問題も抱えています。
一方、プランターを並べるだけで施工不要なので完成は早くなります。
土嚢型は、土を詰めた土嚢を敷き詰めて植栽基盤とするものです。
コンクリート型は、軽石状のコンクリートを植栽基盤とするものです。高い断熱効果を誇りますが、踏みつけに対する芝の保護が課題です。
軽量土壌型は、軽量土壌を敷き詰めるもので、かつて主流だった工法です。かなり重いという欠点があり、土の流出・飛散という問題も抱えています。
防水工事と屋上緑化は、大阪府守口市の(株)カンボーまで
カンボー都市緑化研究所〒 570-0015 大阪府守口市梶町4-12-5 お問い合わせ