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屋上緑化にBLグリーンマット

 新時代の低環境負荷植栽基盤、BLグリーンマット(登録商標)

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BLグリーンマットって何?

BLグリーンマット上で生育する芝

BLグリーンマットregistered trademarkは、カンボー薄層芝緑化システムの緑化基盤です。
つまり、植物を植える「土」の代わりとなるものです。

BLグリーンマットの規格
通常タイプ4穴タイプ
サイズ 500×500×厚30mm
形状フラット穴あき
重さ 乾重3.0kg・湿重6.0kg
保水量 最大12.0L/m2
定価 2800円/枚3200円/枚

BLグリーンマット(通常タイプ)は、芝生やイワダレソウロールに、
BLグリーンマット4穴(穴あきタイプ)は、地被緑化に使います。


地球に優しい竹製

良いタケノコを収穫するためには、古い稈(茎)を刈り取らなければなりません。しかし、竹材の需要が減っているため、刈り取った竹がゴミとなったり、刈り取りが行われず竹が周辺に侵入するという問題が起きています。
BLグリーンマットは、余剰の竹資源を活用するため他の植物系素材(パルプ・泥炭)と違い、地球環境に悪影響を与えません。

100%国内産で安心

BLグリーンマットは、主原料の竹のみならず、その他の素材も全て国内産の安全が確認された自然分解する素材のみを使用しています。このため、製造・使用・廃棄のどの段階でも、有害物質を出しません。
万が一、人間や動物が食べてしまったとしても、毒性はありません。ただし、胃をこわす可能性があるので、人間など本来芝を食べない生き物の場合は、医者または獣医の診察を受けてください。
なお、犬や猫が芝を食べて吐き出すのは、まったく正常な行動です。

軽量なので場所を選ばない

BLグリーンマットは軽量なので、屋上・バルコニー・ベランダ、どこでも設置できます。薄層芝緑化の場合、30〜40kg/m2と荷重制限の半分ですから、机や椅子を置いたり、花壇や菜園と併用するのも簡単です。

規格化されたユニットなので扱いやすい

BLグリーンマットは完全に規格化されたユニットなので、取り扱いが容易です。また、ノコギリで簡単に切断できるため、端数処理も容易です。
さらに、乾燥時と湿潤時でサイズがほとんど変化しないため、泥炭系の植栽基盤と異なり乾燥による植栽基盤のひび割れといったトラブルとは無縁です。

小面積ならDIYも可能

BLグリーンマットは透水性に優れた素材ですから、バルコニーの片隅など小面積の場合排水層を省略することもできます。また、小面積の芝生なら防根シートも面倒な張り合わせ作業不要の1枚物でOK。
つまり、小面積緑化(幅1m以下)なら日曜大工でも問題なく設置できます。
ちょこっと芝生なら、5分で簡単に完成します。
幅2m以上の場合、柵の無い場所への設置、折板屋根や波板など本来人が上がることを想定していない場所への設置は、専門業者に依頼してください。

BLグリーンマットの特性

芝生の生育状況

BLグリーンマットは芝の生育に適した性質をもっており、水と光だけで芝を育てることができます。
芝は短くかつ丈夫に育つので、お手入れは楽になります。


BLグリーンマットの物理的特性
試験項目 数値 特徴
曲げ強さ 0.793MPa 柔らかい素材です
圧縮強さ 10Mpa以上 新品なら踏んでも容易には潰れません
吸水率 57.6% よく水を吸収する素材です
透水係数 5.81mm/秒 排水性質に優れます
pH測定 6.86 ほぼ中性です

検査機関:財団法人化学物質評価研究機構

芝の生育に適した肥料成分

N(窒素)0.82%−P(リン)0.07%−K(カリウム)1.08%
つまり、芝の地上部・地下部の成長に必要な肥料成分をあらかじめ含んでいます。
さらに、芝を含むイネ科植物に不可欠な珪素をたっぷり含んでいますから、肥料要らずです。

保水能力について

製造直後は撥水性(水をはじく性質)があるため、毎日水をやってください。
1ヶ月ほど雨ざらしにすると、体積の4割程度の水を吸収するようになります。

地被植物にも適します

BLグリーンマットは、軽量土壌を併用することで地被植物(地面を覆う小型の植物)の栽培も容易です。この例では、ハナスベリヒユ・タイム・斑入りオオイタビを植えていますが、まったく問題なく成長しています。

点検とお手入れ

BLグリーンマットの優れた特性により、弊社薄層芝緑化工法のメンテナンスはきわめて容易で、日常の保守管理はお客様ご自身で簡単に行うことができます。また、自動潅水装置を設置し、別途保守契約を結んでいただければ、お客様は何もしなくてもOKです。

芝生の育て方は保守管理法を参考にしてください。

BLグリーンマットの耐久性と寿命

3年後の状態

標準的な管理(散水+芝刈り)で3年経過後の状態です。


3年後の根系

地下部の状態。
BLグリーンマットに根が回り、芝と完全に一体化しています。


排水層無しでも芝は生育

排水層を省略した実験。
元々の透水性が高いため、何らかの原因で排水不良を起こしても、コケが侵入する程度で芝の生育に問題はありません。
ただし、大面積(概ね幅2m以上)の場合はBLグリーンマット自体の排水では間に合わないため、排水層が必要となります。


6年後の状態

散水のみで6年経過後の状態。芝刈りをしていないため徒長していますが、芝(高麗芝と西洋芝が混在しています)は生存しており、雑草の侵入も目立ちません。
BLグリーンマットはだいぶ薄くなっていますが、BLパウダーを毎年補充してゆけば、半永久的な寿命を持つと考えられます。

雑草が生えにくいBLグリーンマット

1年後の状態

左がBLグリーンマット、右が通常の土です。このように、全く同じ管理をしても、BLグリーンマットの方が芝が均一に育ち、かつ雑草が少なくなっています。


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防水工事と屋上緑化は、大阪府守口市の(株)カンボーまで

カンボー都市緑化研究所
〒 570-0015 大阪府守口市梶町4-12-5 お問い合わせ

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