太陽電池の効果
太陽電池の設置により期待される効果
光熱費の節減
太陽電池とオール電化を組み合わせると、昼間は高く電気を売り、夜は安い電気を買うことにより、光熱費を大幅に削減できます。
電気温水器は、送電される夜間に湯を沸かします。停電する昼間の電力は太陽電池でまかないます。
なぜ電気料金は時間により違う?
電気の使用量は、工場や事務所が稼働する昼に多く、夜は少なくなります。
一方、発電所は出力の調整に時間がかかるため、昼も夜も一定の電力を生産します。
電力会社は、揚水式水力発電所で電気を貯蔵していますが、このような施設の建設には莫大な費用が必要です。このため、昼は電気代を高く、夜は安くすることで、夜間の電力消費を勧めています。
また、電力不足による停電も、もっぱら昼間に行われます。例えば関東では、20:30〜6:20のみ電気が安定して使用可能となっています。
太陽電池は昼間に発電するので、需要の多い時間帯の補助電源として優れています。
化石燃料消費量の削減
太陽電池は、製造にエネルギーを必要とするため、自然エネルギーの中では環境負荷は大きくなっています。
しかし、一度設置してしまえば、あとは燃料が要りませんから、火力発電よりもCO2排出量は少なくなります。
風力発電と異なり、鳥の衝突が起きにくいので、野鳥の生息地にも設置できます。
災害時に活躍
多くのシステムは「自立運転」機能があるので、災害等で停電になった場合でも電気を使うことができます。
ただし、自立運転では、使う電化製品をパワーコンディショナーのコンセントに繋ぐ必要があるので、使いたい家電がパワーコンディショナーから離れた場所にある場合、延長コードを用意しておきましょう。
また、自立運転で使用できる電力量には制限があります(例えば三菱のPV-PN55Gでは1基1.5kW)。
あらかじめ蓄電池を用意すれば、停電中の夜間・雨天時でも電気が使えますが、値段がかなり高くなるため、病院など必要性が高い場合を除き、通常蓄電池は設置しません。
防水工事と屋上緑化は、大阪府守口市の(株)カンボーまで
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